サイトマップ 保護者向け 職員向け

1-1発達障害とは

※本ページはアフィリエイト広告が含まれています

サイトマップ1-1 放課後等デイサービス職員が教える 発達障害とは

この記事の読了目安時間は約7分です。

こんにちはmioです。

この記事では発達障害について解説しています。

この記事で分かること

  • 発達障害の種類
  • それぞれの障害の特徴
  • 発達障害を持つ偉人・有名人
  • 発達障害は育て方によるものではない

発達障害は3つの障害の総称

分類は以下の3つ。

  • 自閉スペクトラム症(ASD)
  • 注意欠如・多動症(ADHD)
  • 学習障害(LD)

※発達障害という診断名はありません。

それでは、それぞれの特徴を見ていきましょう。

自閉スペクトラム症(ASD)

自閉症の主な特徴として

  • 人とのコミュニケーションが苦手
  • 物事に強いこだわりがある
  • 相手の感情に気付かない
  • 興味や活動の幅が極端に狭い

上記が挙げられます。

ポイント

自閉症は広汎性発達障害アスペルガー症候群などの病気の一連の続き(スペクトラム)と捉え、自閉スペクトラム症と言われています。

最新の研究では、自閉症の人は人口の3%~5%いるとされており男性に多く見られるといった報告が出されています。

実際に、歴史上の偉人「ダヴィンチ」や「アインシュタイン」、スポーツ選手の「イチロー」もアスペルガー症候群なのです。このように芸術や数学、スポーツなど何かしらの分野で突出した才能を示すケースもあります。

自閉症は、早期にその特徴(こだわりの強さ等)を見抜き適切な療育を行うことで、障害として認識されにくくすることが可能です。

そのためにも正しい知識・見極める力は早期発見に繋がり、保護者を含めた本人への接し方の変化が期待できます。

発達障害に共通して言えること

発達障害に共通して言えることは以下の4つです。

  • 育て方によるものではない
  • 発達障害かどうかの基準は"生活に支障があるかどうか"
  • 発達障害という診断名はない
  • 診断できるのは医師のみ

それぞれ簡単に解説します。

育て方によるものではない

発達障害のある子の特徴

発達障害は生まれつきの脳の特性です。

発達障害のある人には、そうでない定型発達の人とは異なる脳機能の特性があります。

mio
mio

決して「育て方」によるものではありません!

一方で、お子様本人の努力不足・わがままでもないことを理解しましょう。

発達障害かどうかの基準は"生活に支障があるかどうか"

例えば同じ、落ち着きがない場合でも

  • お子様本人が気にすることなく学校生活に馴染めている
  • 保護者がそれを『個性・性格』として受け入れてる

などの理由から生活に支障を感じていない場合、それは発達障害と確定することはできません

その特徴のせいで生活がしにくい、困ることが多い場合に発達障害と考えます。

そこに明確な線引きは無く、発達障害と言い切ることはそもそも難しいのです。

発達障害という診断名はない

これまで解説してきた通り、発達障害という診断名はありません。

発達障害とは

  • 自閉スペクトラム症(ASD)
  • 注意欠如・多動症(ADHD)
  • 学習障害(LD)

上記3つの総称のことです。

これら3つの障害は、それぞれ症状も対処法も全く別物の障害なのです。症状が単独で現れることもあれば、いくつかの症状が併存して現れる場合もあります。

診断できるのは医師のみ

上記で発達障害の基準は生活に支障があるかどうかとお話ししましたが、自閉症やADHD等の診断名をつけたり投薬を行うことは医師にしかできません

mio
mio

しかし、私たちのような医師以外の専門職であっても療育の必要性を判断し診断前療育を行うことができます!

最後に

この記事は

  • 発達障害をお持ちのお子様・その保護者様
  • これから医療機関・連携機関の利用をご検討中の方
  • 療育について勉強したい方

上記の方々へ向けて、お子様が社会に出るまでの一連の流れを分かりやすいよう、サイトマップにまとめています。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

mio

放課後等デイサービス職員のみおです。 年間150ヶ所以上子どもたちとお出かけする私が、実際に子ども達と遊んだ【福岡のお出かけスポット】を療育情報も交えながら紹介。現場ですぐ使える『SST等の療育プリント』や『AI活用術』なども発信しています。 もし記事を気に入っていただけたらサイトをブックマークもしくは、Instagramをフォローお願いします!

-サイトマップ, 保護者向け, 職員向け