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1-6医療機関の選び方・受診方法

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サイトマップ1-6 放課後等デイサービス職員が教える 医療機関の選び方・受診方法

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こんにちはmioです。

この記事では、医療機関の選び方から診断までの流れ、費用などを細かく解説していきます。

この記事で分かること

  • 医療機関の選び方・受診方法
  • 診断までの流れ
  • 受診するときの注意点
  • 費用

医療機関の選び方・受診方法

発達障害は、個々の特性や症状に応じて様々な形で現れるため、早期の診断と適切な支援が重要です。しかし、発達障害の疑いが出た場合、どのような医療機関を選び、どのように受診すれば良いのでしょうか?

ここでは、その手順について詳しく解説します。

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発達障害(ASD・ADHD・ LD/SLDなど)の受診先

発達障害の受診先は下記の3つ。

  • 児童精神科
  • 発達障害を標榜する小児科
  • 心療内科

上記3つのいづれかです。

受診前に確認したいポイントは下記の通り。

  • 自宅や勤務先から通院可能か
  • 診療の時間帯、曜日
  • 予約制かどうか
  • 発達の診療をしているか
  • 発達障害の専門医がいるか
  • 治療プログラムの内容
  • その他

医療機関で発達障害の診療をしているか発達障害の専門医がいるかなどを、各医療機関に電話で問い合わせたり、Webサイトの「診療内容」などのページで確認しましょう。

保護者のなかには、信頼できる医師になかなか出会えず、いくつかの医療機関を転々としている人もいます。信頼できて安心して任せられる医師を探すために、医療機関を変えるのはひとつの方法であり、間違いではありません。

また、医療機関を見つけたとしても専門医が少なかったり、人気のある機関では受診まで数ヶ月待ちの場所も多く存在します。

受診方法・診断までの流れ

診断までの流れとしては大まかに下記の2つです。

  • 子どものお困り事、悩み、知りたい情報などをあらかじめまとめる
  • 条件に合う医療機関への受診

医師は、子どもの観察と生育歴などの問診をもとに診断基準を用いて診断し、診断名をつけます。

ポイント

症状を的確に伝えるのは難しいものです。受診にあたって、どんな点で困っているのかなど、気になる点をあらかじめ整理しておくとよいでしょう。

また、医師によっては行動特性の解釈の違い、診断時の基準や診断方法の違いから診断名が異なる場合があります

イメージとしては下記の通りです。

  • A医師は自閉スペクトラム症などの診断名を付けた
  • B医師は発達障害ではありませんと診断名を付けなかった

診断を受ける心構えとして、診断名は絶対ではないことを理解しておきましょう。

また、診断が出るまでの期間はおおよそ1~2か月程度かかることが多いようです。

発達障害の診断にかかる費用

費用は、それぞれの症状や医療機関によって異なりますが、だいたいの目安は全額自費の場合で1.5万円~4万円が多いようです。

保険の適応で費用が変わってきます。

保険が適応できる検査とそうでない検査は下記の通り。

保険適用内

  • 診察料
  • 検査(知能検査・心理検査・血液検査など)

※検査内容によって保険適応外の検査もある

保険適用外

  • 診断書・紹介状の作成
  • 相談・カウンセリング

医療保険の適応となる医療費は、子ども医療費助成制度で助成を受けられる可能性があります。各市区町村で条件が異なりますので、サイトや相談窓口でご確認ください。

また、通院の必要がある場合は、自立支援医療制度の利用ができます。

最後に

この記事は

  • 発達障害をお持ちのお子様・その保護者様
  • これから医療機関・連携機関の利用をご検討中の方
  • 療育について勉強したい方

上記の方々へ向けて、お子様が社会に出るまでの一連の流れを分かりやすいよう、サイトマップにまとめています。

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mio

放課後等デイサービス職員のみおです。 年間150ヶ所以上子どもたちとお出かけする私が、実際に子ども達と遊んだ【福岡のお出かけスポット】を療育情報も交えながら紹介。現場ですぐ使える『SST等の療育プリント』や『AI活用術』なども発信しています。 もし記事を気に入っていただけたらサイトをブックマークもしくは、Instagramをフォローお願いします!

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