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2-6発達障害のある子どものための保険とは

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サイトマップ2-6 発達障害のある子どものための保険とは

この記事の読了完了時間は約15分です。

こんにちはmioです。

この記事では、発達障害児のための保険を紹介。万が一加入できなかった場合の対処法についても徹底解説します。

この記事で分かること

  • 加入する前に本当に必要か考える
  • 基本的に告知義務を守れば加入できる
  • 世界最強の公的医療保険制度
  • 子どものトラブルで賠償金を支払った事例
  • 発達障害のある子でも入りやすい保険

発達障害児のための保険

発達障害の保険説明の前に、まずは通常の保険について解説します。

保険には国が運営する公的医療保険と、民間企業が運営する民間保険2種類があります。

公的医療保険の概要は下記の通り。

  • 健康保険証があれば医療費の3割負担で治療を受けれる
  • 残り7割は国民・企業・自治体から集めた保険金や負担金から支払われている
  • 医療費の自己負担割合は年齢や収入によって変わる
  • 高額医療費の自己負担額には上限がある

給付制度の種類は大きく分けて下記の6つ。

  1. 入院時食事療養費
  2. 入院時生活療養費
  3. 高額療養費
  4. 傷病手当金
  5. 出産手当金
  6. 埋葬料・葬祭費

一般的な民間保険は下記の通り。

  • 生命保険
  • 障害保険
  • 学資保険
  • 医療保険
  • がん保険
  • 個人賠償責任保険

民間保険とは、必要と判断した場合のみ"個人"で加入するものであり、保険会社ごとに加入条件も保証内容も異なります

その目的は、万が一(病気やケガの治療費・入院費)の突然の出費を、保険金・給付金で補填するためにあります。

本当に保険は必要なの?

結論からお伝えします。

想定外の出費をいつでも補填できるだけの貯蓄があれば、民間保険には必ずしも加入する必要はありません。

mio
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日本の公的医療保険は世界的にもトップクラスの手厚さで、皆さんすでに世界最強の保険に加入しているのです!

保険とは、「起きる確率は低いけど起きたら人生台無しになる」こういったリスクに備えるためのもので、貯蓄の目安は300万円程あれば医療・がん保険ならほぼ必要ないと言えます。

  • 貯蓄があるなら加入しない
  • 貯蓄や子どもの特性で不安があれば必要最低限で加入する
  • 個人賠償に関しては貯蓄300万円でも足りない場合がある

上記の通り、公的医療保険+貯蓄でもカバーできない場合は民間保険で補強しましょう。

子どものトラブルで賠償金を支払った事例

公的医療保険と貯蓄でもカバーできないような事例は数多く存在します。ここでは子どもに関わる事例をいくつか紹介します。

賠償金が発生した事例は下記の通り。

  • 小学生が自転車で歩行者にぶつかり、歩行者が寝たきりになった事例で保護者に9500万円余の賠償命令
  • 振り回していたバッグが同級生の顔にぶつかり、子どもの顔に一生残る傷跡が付いた事例で障害見舞金112万円余

上記の他にも、請求されていないだけで沢山の事例が存在します。

その他事例の一部を紹介します。

  • 衝動性が強く、気がつくと相手の顔を殴ってしまう
  • 日常的に壊す・噛む・引っ張る・押し倒すなどのトラブルがある
  • 保護者不在の時、共用階段から植木鉢を落とした
  • 車に石を投げ傷つけてしまった
  • イタズラで脅かそうと持っていた刃物が、振り向きざまの相手の目を掠める

刃物が目を掠める事例は、視力が少し落ちた程度で済みましたが、万が一刃物が刺さり、失明でもしていたらその賠償は計り知れません。

石を投げる事例に関しても、高級車を傷つけてしまった場合、修理代は数万円~数百万円でしょう。

上記事例を踏まえ、子どもの特性や家庭の経済状況を考えた上で、民間保険も検討しましょう。

発達障害における保険の加入条件・告知義務

民間保険は、各保険会社ごとの基準でそれぞれのケースに応じて加入の判断をしています。

加入条件なども保険会社や申請者の状況によって異なり、基本的には対象者の健康状態を確認します。

保険金を受け取る可能性の高い人が加入しづらいのと一緒で、発達障害児(者)の申し込みでも同じことが言えます。

そのため、申請時の告知が必要になるのです。

告知する内容は下記の通り。

・診断名
・生活の様子
・学校の様子(成人は就業の状況)
・治療内容
・治療期間
・服薬

告知の注意点

加入するために診断名などを隠したり、伝え忘れただけでも「告知義務違反」として、契約解除や保険金が払われないことがあります。

加入後の変化に関しては告知は必要ありません。

上記の通り、保険会社・申請者によって手続きも条件も異なるので、専門家へ相談しながら進めることが大切です。

リクルートが運営する保険チャンネル

特徴は下記の通り。

  • 何度でも無料で相談できる
  • オンラインで相談できる
  • 業界最大手が運営している

Web予約後、専門家へ「条件に合う保険」「告知した内容でも加入できるのか」相談してみましょう。

発達障害があっても入りやすい保険

発達障害でも入りやすい保険は下記の通り。

上記のような障害者団体が運営する保険は、発達障害がある子でも比較的入りやすいです。

最後に

この記事は

  • 発達障害をお持ちのお子様・その保護者様
  • これから医療機関・連携機関の利用をご検討中の方
  • 療育について勉強したい方

上記の方々へ向けて、お子様が社会に出るまでの一連の流れを分かりやすいよう、サイトマップにまとめています。

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放課後等デイサービス職員のみおです。 年間150ヶ所以上子どもたちとお出かけする私が、実際に子ども達と遊んだ【福岡のお出かけスポット】を療育情報も交えながら紹介。現場ですぐ使える『SST等の療育プリント』や『AI活用術』なども発信しています。 もし記事を気に入っていただけたらサイトをブックマークもしくは、Instagramをフォローお願いします!

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