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こんにちはmioです。
この記事では、発達障害の子どもとの関わり方、自宅でできるセルフ療育を解説・紹介します。
発達障害の子どもとの関わり方・伝え方のコツ
発達障害は生まれつきの脳の特性です。
定型発達の人とは異なる脳機能の特性があるため、本人の努力では解決が難しい事もあり、周囲が「伝え方」の配慮をすることが重要となります。
伝え方のコツは下記の通り。
- 直接的に
- 簡潔に
- 具体的に
- 論理的に
伝える時のポイントは下記の通り。
- まずは共感!メリットや目的、意味も伝える
- 見通しを明確に!予定の変更は事前に伝える
- なるべく視覚的な情報の少ない場所で伝える
- その場で振り返り(指摘・注意・褒める)
上記の通りよくある事例として一部を紹介しました。それぞれ子どもによって伝え方も変わるので、子どもが分かりやすい表現を用いることだけでなく、図解する・例や見本を示す・文章に書き起こすなど、その子にとって理解しやすい方法で、伝えている内容をしっかりと理解できているかどうかを確認しながら、伝えることが大切です。
自宅でできるセルフ療育(おうち療育)
近年、子どもの発達や学習のサポートのために、自宅での療育が注目されています。おうち療育は、親や家族が子どもの成長を積極的に支援し、日常生活の中で学びや成長の機会を提供することを指します。今回は、おうち療育の重要性と具体的な方法について紹介します。
1. 子どもとのコミュニケーションを大切にする
おうち療育の基本は、子どもとのコミュニケーションです。日常の会話や遊びを通じて、子どもとの信頼関係を築きましょう。子どもの興味や関心を尊重し、積極的に対話を促します。
2. 遊びを通じた学びの機会を提供する
遊びは子どもの成長に欠かせない要素です。自宅でのおうち療育では、子どもが楽しめる遊びを通じて、様々な能力やスキルを育みます。パズルやブロック、絵本、工作など、子どもの興味や年齢に合った遊び道具を活用しましょう。
最近は、遊んで学べる知育玩具が、本屋さんなど様々な場所でたくさん売られています。
3. 日常生活の中での学びを活用する
日常生活の中には、数える、分類する、計画するなどの学びの機会がたくさんあります。料理や掃除、買い物などの家事を通じて、子どもに責任感や自立心を育みます。また、家族での会話や行動を通じて、社会性やコミュニケーション能力を促進します。
4. 構造化されたルーティンを導入する
子どもには、日常生活の中での構造化されたルーティンが安定感を与えます。起床時間や食事の時間、お風呂の時間などを一定に保ち、子どもが予測可能な環境で過ごせるようにします。
5. 専門家のサポートを活用する
おうち療育には限界があります。そのため、必要に応じて専門家のサポートを活用しましょう。心理士や教育カウンセラーなどの専門家からのアドバイスや指導を受けることで、より効果的な支援が可能です。
おうち療育は、子どもの成長をサポートするための貴重な方法です。日常生活の中で積極的に取り入れ、子どもの可能性を広げる素晴らしい機会として活用しましょう。
最後に
この記事は
- 発達障害をお持ちのお子様・その保護者様
- これから医療機関・連携機関の利用をご検討中の方
- 療育について勉強したい方
上記の方々へ向けて、お子様が社会に出るまでの一連の流れを分かりやすいよう、サイトマップにまとめています。