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こんにちはmioです。
この記事では、自分の子どもが発達障害と診断された時の、保護者が理解しておくべきことをまとめました。
子どもが発達障害と診断されたら
子どもが受診して診断名(自閉症など)を伝えられた時、ほとんどの保護者は大きなショックを受けます。
一方で、周囲から「あなたの教育・しつけが悪い」と責められたりしていた保護者は、育て方の問題じゃなかったと気づくとができ、安堵する方もいます。
診断前に、皆さんに知っておいて欲しいことは下記の5つ。
- 診断名は子どもの全てを表すものではないこと
- 発達障害は脳機能の障害であり、育て方の問題ではないこと
- 適期に適切な療育を受けることで、学校や社会参加が達成できるようになること
- 診断がついたことで、お子さんが過ごしやすい環境を早めに準備できる
- ひとりで抱え込まず、必ず誰かに相談する
上記の点を踏まえ、まずはお子さんが過ごしやすい環境を整えるために準備をしましょう。
まず、お子さんが通う園や学校の先生に診断名や配慮してほしい内容について、相談します。
発達段階を重ねるごとに、トラブルや悩みが出てくることもありますが、その都度、先生や関係者とよく話をし、解決策を考えます。情報共有をすることで親子ともに周囲に理解者が増え、身近な生活の場を過ごしやすい環境に整えることができます。
普段生活する中で、周囲に障害に関する理解者がいることは、お子さんにも保護者の方にとっても安心です。
同時に、市町村の障害福祉担当窓口に相談に行き、受けられる支援についても確認しておくことでさらに手厚い支援を受けることができます。
1歳6か月児健康診査で発達障害の可能性があった場合は、保健センターでの経過観察となり、必要に応じて専門の医療機関や療育機関へつないでくれます。
また、ご家族の日常生活の困り感を軽減するためのプログラムとして、「ペアレント・トレーニング」なども発達障害者支援センターや専門機関などが実施しています。
その他、幼児・児童の発達支援は下記の3つがあります。
- 放課後等デイサービス
- 保育所等訪問支援
- 短期入所
上記の通り。詳しくはサイトマップより必要な情報へアクセスしてください。
これらの支援をうまく活用することでお子さんが、学校や社会参加をより円滑に行うことができるのです。
最後に
この記事は
- 発達障害をお持ちのお子様・その保護者様
- これから医療機関・連携機関の利用をご検討中の方
- 療育について勉強したい方
上記の方々へ向けて、お子様が社会に出るまでの一連の流れを分かりやすいよう、サイトマップにまとめています。