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こんにちはmioです。
この記事では、子どもが発達障害かもしれないと思った時の取るべき行動を解説します。
はじめに
子どもに発達障害の兆候が見られた時、その状況にどのように対処すべきか不安になることがあります。
しかし、適切な行動を取ることで早期支援を受けることができ、子どもや自身の将来にプラスの影響を与えることができます。
兆候を理解する
発達障害の兆候はさまざまですが、一般的には言語の遅れ、社会的な関係の難しさ、反復行動などが挙げられます。
もちろん、上記の兆候があったからといって即医療機関に受診!という訳ではありません。
ここで重要なのは、その兆候が"いつ頃"見られたのか、"どのくらい"続いたのかです。
定型発達のお子さんでも、指さしをしなかったり、反応が乏しい子はたくさんいます。
ただ、これらの兆候が発達段階を過ぎても続くようであれば早めに専門家へ受診・相談をしましょう。
そのために年齢・状況・期間など、目安となるいくつかの条件(基準)があり、適期に療育を始めることが重要となるのです!
条件(基準)とは、簡単にまとめると下記の2つです。
- 少なくとも6ヶ月以上、症状が続いている
- 2つ以上の場所(学校、自宅、社会)のいづれかで症状が観察される
これらの兆候を理解し、早期に気付くことが重要です。
発達障害の兆候について詳しく知りたい方は発達障害のセルフチェックリストをご覧ください。
専門家に相談する
セルフチェック等を行い、兆候が見られた場合は早めに専門家に相談しましょう。
小児科医、発達心理学者、教育心理学者などが、適切なアセスメントや診断を行ってくれます。
医療機関の選び方・受診について詳しく知りたい方は医療機関の選び方・受診方法をご覧ください。
早期の介入を求める
早期介入は、発達障害の症状を軽減し、発達を促進するために重要です。
なんとなく発達が気になる、という段階では受診・相談をためらう方も多いですが、適期に療育を始めるために相談だけでもしてみましょう。
専門家が適切な支援や治療法を提供してくれます。
不安との向き合い方と対処法
いきなり医師や専門職に相談するのはハードルが高いと思われる方も中にはいると思います。
そういった方は、まずは家族や友人、乳幼児検診の時の保健師、園や学校の先生、行政の発達相談などを活用してみてください。
子育ての悩みを相談したり、困ったらすぐ相談できるところを作っておくことは心の安定にも繋がります。
その上で、状況に応じて医師か専門職に実際にお子さんを見てもらいましょう。
発達について相談したい場合は次の記事をご覧ください。
最後に
この記事は
- 発達障害をお持ちのお子様・その保護者様
- これから医療機関・連携機関の利用をご検討中の方
- 療育について勉強したい方
上記の方々へ向けて、お子様が社会に出るまでの一連の流れを分かりやすいよう、サイトマップにまとめています。